A.B.C-Z「河合郁人」が“禁断のモノマネ”でブレイク、ジャニーズ先輩に怒られない?
A.B.C-Z(えーびーしーずぃー)と言われて、メンバー5人全員の顔など浮かばないという方の中にも、河合郁人(31)ならわかるという人が増えてきているかも……。
ジャニーズの一員にして、大先輩であるキムタク、松潤、亀梨らのモノマネ、裏話をネタにするアイドル(芸人?)のバラエティ番組への出演が増えているのだ。
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テレビ局関係者はこう言う。
「ジャニーズファンというか、ジャニオタならともかく、我々だってA.B.C-Z全員の名前がスラスラ出て来る者は少ないはずです。一時は“塚っちゃん”こと塚田僚一(32)が、スポーツエンターテインメント番組の『SASUKE』(TBS系)に、ジャニーズで初めて出場。運動神経のいい男として記憶されたくらいでしょう。最近は、はっきり河合郁人の顔と名前を認識しました。まさか、あんなタイプがジャニーズにいるとは思いませんでした」
2月21日に放送された「ダウンタウンDX」(日本テレビ系)に“ふぉ~ゆ~”の辰巳雄大(32)を伴って出演した河合、いきなりモノマネである。それも歌う河合の横で辰巳がしゃがんで芸を紹介する、完全に芸人の佇まい。しかも、SMAPの「らいおんハート」の曲を使ったのである。そのネタは……。
・ライブでいつもよりタメる「木村拓哉」
・動きが気になる「松本潤」
・英語の発音が完璧な「ジャニー喜多川」
かつてこんなネタをやった芸人を知らない――。
オチもしっかりつけるしゃべりの上手さ
「先輩モノマネなんて、かつてのジャニーズではできなかったことです。それを生田斗真(34)がTOKIOの松岡昌宏(42)をマネたりして、段々ユルくなってく中で出てきた真打ちという感じでしょうか。河合は歌も上手いし、キムタクのマネもホントに似ている。さらにSMAPの曲に乗せてジャニーさんのモノマネという禁断の芸までやってのける。怖いもの知らずというか、“芸人はだし”と言ってもいいほどです。今回はコンビ芸としてもサマになっていました。さすがにジャニーズファンの前で見せる、ジャニーズJr.たちの振り付けのネタは、我々にもわかりませんけどね。加えて、河合はしゃべりが上手いんです。ちゃんとオチまでつける笑いのセンスがあります。今回の『ダウンタウンDX』でのしゃべりもよかった」(テレビ局関係者)
河合:ちょっとあのぉ、今回もこのコーナーをちょっとやりたいなあと思いまして……河合郁人のジャニーズ楽屋ニュース、パート2ッ!
――ダウンタウンの番組なのに、勝手に自分のコーナー化の宣言である。彼は前回(昨年12月13日)出演したときにも、ジャニーズの先輩たちのウラ話(嵐の松本潤[35]は薄暗い店内でも真っ黒のサングラスをかけている。足下が見えないんじゃないかと心配、木村拓哉[46]は楽屋でもサングラスなど……)を暴露していたのである。このパート2をやりたいと言い出したものだから、あの浜ちゃんが心配する。
浜田:お前、前回、大丈夫やったんか? だいぶイジッてたけど、先輩を!
――まったく悪びれる様子もなく、河合が続ける。
河合:前回、松本潤くんが薄暗いカフェでもサングラスをしていたエピソードを発表したんですよ。そしたらカウントダウンコンサートのライブのリハーサルの時に松本潤くんが僕に近付いてきまして「お前な、俺は、そんな真っ黒のサングラスしてない!」と。僕はとぼけて「え? 何のことですか」って言ったら、「DX見たよ」。で、「ちょっとテレビで盛り目に話してしまいました。すいませんでしたっ!」って言って、そのまま収まったんですけど……。そん時も真っ黒のしてました!
松本:はいアウト~。
浜田:お前さあ~。
こんな調子である。ゲストの和田アキ子(68)からも「ジャニーズ的に、そんなん言ってええの?」「怒られんで、そんなん言うたら」などと注意される始末である。その後にネタを披露する機会が回ってきた陣内智則(45)がグチること、グチること――。
陣内:前回も、河合くんの“ジャニーズ漫談”の後しゃべらされて、すごいスベったんですよ。根こそぎ笑いをとったんや、キミがっ!
まさに芸人はだし、である。
「まさに異色のジャニーズです。河合は、運動神経の塚田よりも、バラエティの対応力があるんです。このしゃべりがあるので浜ちゃんにも気に入られ、『ダウンタウンDX』に2度目の出演となったそうです。自分でも“ジャニーズ好きジャニーズ”と言っていますが、彼はジャニーズに入る前からキムタクのファンで、ジャニーズに憧れていたという経歴もある。それもあって、先輩たちにも受け入れられているようです。おそらく関ジャニ∞の村上信五(37)や横山裕(37)あたりなら、先輩モノマネはできると思いますよ。でも彼らの場合は、誇張しすぎて悪意ある感じに映ってしまうかもしれない。河合の場合は、そういう風に取られないところが、キャラ得なのかもしれません。今後、彼を使うバラエティ番組は、間違いなく増えるでしょう」(同・テレビ局関係者)
開かれたジャニーズを体現する芸人・河合郁人はどこまで伸びるだろうか。