「田畑代議士」議員辞職の全真相 告訴の被害女性が独占激白10時間
“消します消します”
「そんな気持ちだったんで、私は特に田畑さんに会いたくもなかったんです。でも、何日も前からどうしても会いたいと言うので、たまっている仕事を何とか片付け、夜に会うことにしました」
二人はまず居酒屋に向かい、中村さんはハイボールを1杯空ける。その後、焼肉店に入って、グラスのシャンパンを1杯、そして、街の華やいだ雰囲気に呑まれるように、赤ワインのボトルを1本空けたという。かなりの酒量だ。睡眠不足だったこともあり、彼女はこの辺りから、記憶がおぼろげになる。
「店を出た後、コンビニに行ったことまでは覚えているんですが、そこからはまったく記憶がない。ハッと気が付いたら私の家にいて、しかも全裸で毛布をかけられていたんです。慌てて私は服を着ました。田畑さんは、肌着にトランクス姿だったと思います」
後述するが、実はこの時、既に“行為”は行われていた。しかし、特に身体の痛みなどはなく、彼女は気付いていなかった。
その後、彼は“再び”身体を求めてきたが、中村さんは拒否。いつも通りの会話をする中で、トラブルが起こる。
「田畑さんが、LINEで知り合いが私の悪口を言っている、という話をしてきました。で、それを見せてもらい、写真に撮ろうとした。そしたら、田畑さんが“プライバシーですから”とスマホを取り上げたんです。私はカチンと来て、“私にもプライバシーはあるよ”“盗撮してるでしょ。消してよ”って言ったんです。そしたら田畑さん、“はいはい消します消します”って」
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