「田畑代議士」議員辞職の全真相 告訴の被害女性が独占激白10時間

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電子音が“ピコン”

 交際中、政治の話はほとんどなかった。覚えているのは、あの大臣への発言。当時、片山さつき大臣が連日、国会でスキャンダルを責め立てられていたが、

「彼女のことだけは、“クソババアだ”と吐き捨てるように言っていました」

 ここまでは、やや年は離れているものの、普通の、まぁお互いに仕事が忙しいカップルの交際といったところであろう。

 しかし、中村さんは、早くも11月には、「ちょっと違うな」と思うようになってきたという。

「まず田畑さんは、避妊具を使ってくれないんです。“何で?”と聞くと、“そういう主義なんで”“今日は大丈夫だから”と言う。で、私の身体のスケジュールを把握しているって言うんです。でもそんなの困るから、“全然大丈夫じゃないよ”と言うと、“じゃあ避妊薬飲んでよ”“飲めば安定するよ”。どれだけ自分勝手なのよ!と喧嘩になりました」

 さらに、これは“疑惑”のレベルだが、看過できないこともあった。

「いつからか、日常的に盗撮されているんじゃないか、と思うようになりました。スマホで動画を撮る時って“ピコン”ていう小さな電子音が必ず鳴るじゃないですか。その音が会話をしている最中などに聞こえてくるんです。最初は空耳かな、と思っていたんですけど、やっぱり何度も聞こえてくる。また、エッチをする前に、部屋のテレビ台の辺りでスマホを立たせようとゴソゴソしていることもあった。“あーこれは絶対に撮っているな。何とかしなきゃ”と思っていました」

 身勝手な言動に盗撮疑惑。これだけでも別れて不思議はない。忍耐強い中村さんは違和感を持ちつつも交際を続けたが、その後も彼の傍若無人ぶりはエスカレートするばかり。

 季節は冬になった。「そろそろ別れたいな……」。そんな気持ちを抱きつつ、迎えたのが“問題”のクリスマスイブだったのだ。

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