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1700人が犠牲になった「ニオス湖の悲劇」とは【地球の履歴書】
著者の大河内直彦さんは海洋研究開発機構生物地球化学部門のリーダーであり、この分野では日本を代表する科学者の一人だ。
そのかたわら気候変動や地球科学に関するポピュラーサイエンス、すなわち科学読み物の作家としても出版界では注目が集まっていた。気候変動の謎に迫った『チェンジング・ブルー』が硬派な大部であるにもかかわらず、非常に評価が高かったからだ。
現役の科学者の本分はもちろん研究そのものであろう。科学読み物などを書いても「科学業界的」に評価されることは少ないはずだ。...
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ギネス級「88ミリ」を生産した「哀川翔」の5000匹「カブトムシ工場」
いかにも自らの強さを誇るような独特のフォルムと、宝石のごとき硬質さとツヤ。少年時代、カブトムシに心をときめかせた男性は多いだろうが、大人になり、世俗にまみれるうちにそうした純粋な心は失われてしまう。しかし、少年の心を持ち続け、ついに88ミリというギネス級のカブトムシを育て上げることに成功した男がいる。俳優の哀川翔(54)だ。その秘密を探ると、茨城県にある「カブトムシ工場」に辿りついた――。
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哀川がそのカブトムシを東京・中野にある昆虫ショップ「むし社」に持ち込んだのは6月15日のこと。...
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