「大河ドラマ降板」が「北の国から」を生んだ 倉本聰が明かした秘話

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 現在放送中のNHK大河ドラマ「いだてん」の脚本家は宮藤官九郎。一般に大河ドラマの脚本を担当することは一種の名誉、あるいはステイタスだと見なされている。

 そんな大河ドラマの脚本を担当したにもかかわらず、途中降板した脚本家がいることを、年配のドラマ好きならばご存知だろう。

 倉本聰(そう)。「前略おふくろ様」「北の国から」「やすらぎの郷」等々、テレビドラマ界に金字塔を打ち立ててきた巨人である。

 倉本氏はまだ30代の時に大河ドラマ「勝海舟」の脚本を依頼される。...

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