無駄削減の公約どこへ「小池都知事」の浪費癖 「押切もえ」で客寄せも…
常々、彼女は「ワイズ・スペンディング」を標榜しているとか。つまりは、「賢い予算支出」という意味らしいのだが、それとは反対に、小池百合子都知事(66)の浪費癖が目に付くようになってきているという。五輪費用のカットなどを謳い上げ、都知事にまで上り詰めたご自身の来歴をお忘れになってしまったか。
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小池旋風を巻き起こしたのも今は昔。すっかり存在感が薄くなってしまった小池都知事だが、それに伴い、選挙公約に掲げた「無駄の削減」もどこへやらなのだ。
「知事肝煎りの『TOKYO創業ステーション』なる施設が開業2年を迎えたのですが……」
とは、都政関係者。
「昨年12月7日、ママさん起業家を目指す女性のためのイベントが行われ、押切もえがゲストとして招かれました。また、今年1月21日の開業2周年記念イベントでは、元TBSの安東弘樹アナが司会を務めた。2人を客寄せパンダにして施設を盛り上げようとしたものの、未だに閑古鳥が鳴いたままです」
この施設は、皇居に面した明治安田生命ビルの1、2階という好立地で運営しているのに、なぜなのか。
「結局、都民のニーズに即していないからです。都はこれまでに8万人以上が来場したと発表していますが、そのほとんどが1階の“憩いの場”の利用者。スマホなどの充電がタダでできるから来ているだけです」(同)
本来の目的の「創業相談」はほんの僅かだという。
「ここで事業計画書を作成すると、上限300万円の創業助成金の応募資格を得られるのですが、昨年度の作成者は100人にも満たなかった。そもそも創業しようとする人にとって事業計画書なんて必要ありません。にもかかわらず、都はこの施設に年間6億5千万円の予算を計上しているのです」(同)
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