「はじこい」アラフォー・アイドル路線で苦戦中 「深田恭子」はそろそろ転換期?

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 コラムニストの林操氏より「今クールは“司法ドラマ”ばっかり」という原稿をいただいたばかりだが、「実はもうひとつの共通点がある」とのこと。それが主演女優のアラフォー化。

 その代表格である深キョンこと深田恭子主演の「初めて恋をした日に読む話」(TBS系)を例に挙げてみよう。

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「この前がアラサークールかと思ったら、今度はアラフォークールだよ」

 新宿の呑み屋で最近の連ドラの話をしてて、そう喝破したのは知り合いのギョーカイくん。そう言われれば確かに、去年の後半、7~9月期と10~12月期の民放連ドラにおいて、綾瀬はるか(33)、石原さとみ(32)、新垣結衣(30)、戸田恵梨香(30)と、アラサー女優の主演モノが多かったことについては、このデイリー新潮でも何度か触れました。つまり「アラサークール」とは、去年の7~9月クールや10~12月クールのこと。

 一方の「アラフォークール」は、今年1~3月期でして、

●真木よう子(36)
「よつば銀行 原島浩美がモノ申す!~この女に賭けろ~」(テレビ東京系)
●深田恭子(36)
「初めて恋をした日に読む話」(TBS系)
●竹内結子(38)
「スキャンダル専門弁護士 QUEEN」(フジテレビ系)
●木村佳乃(42)
「後妻業」(関西テレビ/フジテレビ系)
●常盤貴子(46)
「グッドワイフ」(TBS系)

 ……と、昔なら嫗(おうな)と呼ばれてもおかしくない世代の女優が主演する連ドラが目白押し。特に真木、深田、竹内、木村のアラフォー4人集揃い踏みは、圧巻でさえある。

 年が明けて平成30年が平成31年へと1年進んだだけで、目立つ連ドラの主演女優の平均年齢が10歳近くも上がるというのは、なんだか玉手箱が開いたような話ながら、このアラフォークールのアラフォードラマ、よくも悪くも見モノではあるゆえ、以下、「源氏物語」の梅雨の雨夜の品定めならぬ、春の雪夜の品定めをば。

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