病気療養「KEIKO」回復でも… 「小室哲哉」が離婚への“DEPARTURES”

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“長く続き過ぎた”

 他方、KEIKOの回復は目を瞠るものがある。実家近くの住民によると、

「(母親でふぐ店の)女将さんが、“娘が家で料理を作ってくれた”と嬉しそうだったと聞きました」

 北品川クリニックの築山節(つきやまたかし)所長は、

「くも膜下出血は、脳出血よりも回復しやすい」

 と話し、こう続ける。

「くも膜下腔は脳の中心部ではなく表面にあります。脳出血では大脳の前頭葉のように脳の機能の幹となる重要な部分が損傷されることが多いのですが、そうではない。従ってリハビリで回復する可能性がかなりある。特にKEIKOさんの若さも奏効しているでしょう」

 更に、環境の変化も影響していると指摘する。

「リハビリなどで間違えた場合、ご主人とはいえ他人だと萎縮してしまいがち。一方で、KEIKOさんにとってご実家は、安心できる場所なのかもしれません。麻痺もなく動けるのであれば、発病前の身体の動きを学習し直すこともできます」

 KEIKOの母親を実家のふぐ店に訪ねると、

「筋トレやカラオケには確かに行っています。(離婚協議については)いやいや、まだ、そこまでは行っていません」

 裏返すと、“ある程度まで”は行っていると推察されるのだ。先の関係者に改めてぶつけると、

「小室さんは差し当たって、シナリオを書いてるみたいです。渋谷のスクランブル交差点にテロリストが来襲するといったような……。あと、“政治家になれ”と勧められてちょっとその気になったりということもあった。小室さんはその時々の気持ちを最優先させる人。2002年に結婚したKEIKOさんとの仲は、“長く続き過ぎた”と言えるのかもしれません」

“そばにいてほしくて”の歌詞も虚しく離婚へ「DEPARTURES」……。

週刊新潮 2019年2月21日号掲載

ワイド特集「女心と冬の風」より

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