「小川彩佳」がNEWS23のメインキャスターに テレ朝女子アナが退社する特殊事情とは
身内に冷たいテレ朝?
テレビ朝日の小川彩佳アナウンサー(34)が結婚と退社を発表したのは2月8日。当初は「結婚」に力点が置かれた報道だったが、すぐに「引き抜き」が焦点になった。
***
速報羽生結弦との「105日離婚」から1年 元妻・末延麻裕子さんが胸中を告白 「大きな心を持って進んでいきたい」
まず10日、デイリースポーツが「寿退社発表 小川アナ NEWS23 新キャスター候補 昨年9月まで『報ステ』 テレ朝辞めて即TBS裏番組へ 華麗なる転身!?」と報道。
次いで14日には夕刊フジが「“寿退社”小川彩佳アナに『ニュース23』起用報道 TBS女子アナは地獄…歯ぎしりのテレ朝」とTBSの女性アナウンサーに動揺が広がっていると伝えた。
結婚自体がテレ朝に対する“恫喝”だったと報じたのは21日に発売された「女性セブン」(小学館・3月7日号)だ。
掲載された記事「小川彩佳アナ(34)局内騒然!“あてつけ婚”退社 責任感の強い彼女がなぜ……」でテレビ朝日の関係者が背景を証言している。一部を引用させていただく。
《「『報道ステーション』からの降板が、退社の引き金となったのは間違いないでしょう(中略)後任は元テレ朝の徳永有美アナ(43才)。なぜ今さらOGの起用なのか、他の局員からも疑問の声があがっていたし、彼女も不満を感じていたはず。そんな中、“報ステに戻れないなら、結婚して退社する”と会社側に突きつけたという話は耳にしました。でも、会社側は聞きいれてくれず、退社にふみ切るしかなかったとか。ですから彼女の決断を“あてつけ婚”と言う人もいます》
そして23日、遂にスポニチアネックス(電子版)が「テレビ朝日を寿退社する小川彩佳アナがTBS『NEWS23』メインキャスター就任へ」とスクープ記事を打った。これが今のところ最新の状況になる。
2019年に入り、女性アナウンサーの退社が相次いでいる。1月31日にTBSを退職した、元アナウンサーの吉田明世(30)が2月17日、人気番組「行列のできる法律相談所」(日本テレビ系列)に出演した。
吉田アナは2月1日に大手芸能事務所のアミューズと契約。フリーアナウンサーとなった途端、さっそく仕事が入ってきたわけだ。
反響は大きかった。ざっと検索しただけでも、スポニチアネックス、サンケイスポーツ、ORICON NEWS、ザテレビジョン……と多くのネットメディアが「吉田アナが他局初登場」と報じた。民放キー局の関係者が明かす。
「TBSでは番組進行アシスタントの役割を担っていたので、『行列のできる法律相談所』では自分がひな壇に座っていることへの戸惑いを吐露する場面もありました。とはいえ彼女は『サンデージャポン』や『爆報!THE フライデー』で鍛えられています。下ネタも軽くかわす明るいキャラクターは、好感度抜群でしょう。『行列』のスタッフは、そこに目をつけてキャスティングしたようです。フリートークもこなせるようですから、今後の活躍が期待されます」
そして今3月末にはTBSの宇垣美里アナ(27)、そしてテレビ朝日でも小川アナに加え、宇賀なつみアナ(32)も退社する。
実を言うと業界では、「テレビ朝日が番組制作の方針を変えない限り、退社する女性アナは増える」と囁かれているという。一体、テレビ朝日の何に問題があるのか。
「テレビ朝日は、自局のアナウンサーより、他局を退社してフリーになったアナウンサーを起用することが多いのです。自局のアナだと出演料がゼロです。本来ならプロデューサーは、自局の女性アナを起用し、予算を他に向けたいはず。ところがテレ朝では上層部が、番組の知名度上昇や話題作りを狙い、『他局で人気になり、フリーに転身したアナを起用しろ!』とトップダウンで指令を出す。最近こういうケースが多発しているそうです」(同・関係者)
具体例を挙げてみよう。朝の看板情報番組「モーニングショー」(月〜金:午前8時〜午前9時55分)でキャスターを務めるのは、元日テレの羽鳥慎一アナ(47)だ。
同じく元日テレの夏目三久アナ(34)は、2月からレギュラー番組「ポルポ」(日曜:午前1時〜1時半)が始まった。
土曜夜の「サタデーステーション」(午後8時54分〜午後10時10分)では、メインキャスターは元フジテレビの高島彩アナ(40)。そして日曜夕方の「サンデーステーション」(午後4時半〜午後6時)でも、元フジテレビの長野智子アナ(56)だ。
[1/2ページ]