第3の選択肢「どちらでもない」が人気という「沖縄県民投票」の空騒ぎ

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文/篠原章(評論家)

「辺野古埋立て」の是非を問う県民投票は、2月24日。一時は五つの市が不参加を表明していたが、「賛成」「反対」に「どちらでもない」という選択肢を加えることで、何とか全県投票にこぎつけた。しかしその第3の選択肢こそが沖縄の民意だという声もあって――。

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 普天間基地の辺野古移設に伴う埋立ての是非に関する県民投票を2月24日に控えて、沖縄県当局はテレビCMを頻繁に流し、あちこちにポスターを貼るなど積極的に投票を呼びかけている。だが、投票がいかなる帰結をもたらすのか、その先行きは今も不透明だ。...

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