美智子さまの「小室圭さん」引き剥がし作戦 さよなら代わりの“眞子さま3公務”

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「さすがね」

 その“急先鋒”こそが、他ならぬ皇后さまだという。それゆえ今回の眞子さまのご公務増加についても、とりわけ皇后さまのご意向が強く反映されていると明かすのは、御所の事情に通じるさる関係者である。

「皇后さまはかねて、ご公務に真摯に取り組まれる眞子さまのお姿をご覧になり『さすがは内親王ね』と感嘆なさっていました。一昨年の5月に小室さんの存在が報じられた後も、伊勢神宮の祭主を務める黒田清子さんを念頭に置かれながら『結婚して皇室を離れたとしても、眞子には引き続き、民間にありながら公的なお仕事に携わってもらいたいの』と、繰り返し切望されていました」

 陛下と二人三脚でひたすら象徴のあるべき姿について考え抜かれ、ついには“平成流ご公務”を確立された皇后さまをして「さすがね」と言わしめるほど、眞子さまはご公務に懸命だというのだが、果たしてご結婚は延期に。

「そもそも皇后さまは“お相手”として報じられた翌日、さっそく小室さんが眞子さまとの会話内容をメディアに明かしてしまったことに、強い衝撃を感じておられました」(同)

 こうした振る舞いは皇后さまにとって不誠実そのものに映ったといい、

「以来、一貫して小室さんを懐疑的にご覧になってきたのですが、それが事実上の“ご破算”となったことを受け『眞子には公務を続けてほしい。それは成年皇族としての人生を形成し、新しい天皇・皇后をお支えすることに繋がります。まして次の代は皇嗣家という非常に重要な家ができるわけですから、ぜひその状況でつとめを果たしてほしいのです』と、しきりに仰り、その流れに沿って公務の引き継ぎは決まっていったのです」(同)

 換言すれば、今回の眞子さまへの「3公務」割振りは皇后さま主導でなされたというのだ。

 皇室ジャーナリストの神田秀一氏が指摘する。

「御代替わりに伴い、秋篠宮さまに支給される皇族費は3倍になり、当然ながらその分、お仕事も増えます。現在の皇室は慢性的人手不足で、皇后さまとしてもぜひ眞子さまと佳子さまにはご公務に励んでもらいたいとお考えでしょう。ただ佳子さまは3月まで大学生で、今後留学の可能性もあるため現時点で割り振れない。となれば、眞子さまにかかる負担はおのずと重くなります。ご公務の分担については事前にご本人の了承を得ますから、眞子さまはその“方針”を受け入れたということなのでしょう」

 すべては、一刻も早く小室さんから引き剥がし、成年皇族の本分を全うしてほしいと願う皇后さまの深謀遠慮なのである。

週刊新潮 2019年2月14日号掲載

特集「『美智子さま』が思いを込めた さよなら代わりの『眞子さま三公務』」より

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