「ZOZO株価」4875円→1698円 株式評論家は今後の株価をどう見ているか?

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投資家が疑問視する“成長性”

 前澤社長、これから当分、黙って仕事してください――株式市場は、こんなメッセージを発信したのかもしれない。ZOZOの株価が上昇に転じており、関係者の注目が集まっている。その主役が“ツイッター”だというのだ。

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 2月7日の午後2時ごろ、ZOZOの前澤友作社長(43)はツイッターに「本業に集中します。チャレンジは続きます。必ず結果を出します。しばらくツイッターはお休みさせてください」とツイートした。

 すると1700円台で推移していた株価が、1800円台にまで上昇したのだ。

 3連休明けの12日も続伸。最後は1848円で取引を終えた。18年7月18日の4875円には依然として遠いが、前澤社長とZOZOにとって朗報だったのは間違いないだろう。

 しかし、専門家は決して楽観視していない。株式評論家の植木靖男氏は、「まだまだ信号は赤か黄。個人投資家の皆さんにお勧めできるような青信号ではありません」と指摘する。

「減益のショックは、今も尾を引いています。実際のところ、ZOZOの経営状況を考えると、本来は1800円台でも割高感があるはずです。本当の底値は1500~1600円台が妥当でしょう」

 果たして今後もZOZOは順調に成長を続けるのか、投資家は確証が持てないのだ。

「オンワードがZOZOから撤退したことは、大きく報道されました。結局、アパレル業界は、ZOZOに二重価格を強いられています。自社の通販サイトの価格より、ZOZOのほうが安くなってしまう。『更にアパレルメーカーの離反が続くのでは?』と、投資家は慎重になっているのです」(同・植木氏)

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