フリーアナ戦国時代で期待 小川彩佳アナが見せる新しい女子アナモデル
小川彩佳アナ結婚&退社でフリーに。「VERY」あたり、連載かモデルの依頼を速攻かけていそうだ。ちなみに個人的なことで恐縮だが、私は大学生時代の彼女に会ったことがある。本当に美人で感じが良く、常識的な女性で、「育ちが良い」というのはこういうことだな、としみじみ感じた。一方、キー局全制覇だのミス慶應だのといった話題の女子アナたちも見たが、ものすごい態度だったため、「彼女たちが人気になる世界なら、まともな小川さんは疲弊してすぐ辞めてしまうのではないか」と勝手に心配していたくらいである。なので、その後の彼女の長きにわたる活躍や結婚はとても嬉しい。誰目線だって話ですみません。
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さて、その小川アナも結婚し退社、フリーになるという。同局の人気アナ・宇賀なつみに加え、TBSでは宇垣美里や吉田明世といった人気アナたちもフリー転身とのことで、フリー女子アナ戦国時代がまた活況を呈している。
といっても、小川アナや宇賀アナは別として、フリー女子アナ戦国時代というよりは、アラサー女子アナの総セント・フォース化という印象だ。美貌と女子力を武器に、芸能界をふわりふわりと生きる女子アナたち。大御所タレントの隣でにっこり微笑み、芸能人やスポーツ選手らと浮き名を流し、30歳前後で結婚。出演番組名はよく思い出せないけれど、化粧ポーチの中身や夫とのセレブ生活をファッション誌で語る女性たちというイメージがある。
とはいえ、彼女たちはこういう生き方しかできないのかもしれない。
オンナを売るか、笑いを売るか。人気が出る女子アナはたいていどちらかだ。上記に挙げた女子アナたちは、美貌やぶりっこキャラ、大御所男性司会者からの寵愛で人気を獲得した筆頭だろう。ニュース読みのスキルはイマイチでも、男性人気は抜群というタイプ。一方、後者は日テレの水卜アナや、フリーアナだと高橋真麻アナや川田裕美アナだろうか。彼女たちはアナウンススキルもあるが、容姿や運動音痴をいじられる「三枚目」の部分を買われて支持を集めたタイプのように思う。
問題はどちらのタイプも、男性から見て使いやすいオンナ、という点である。男性が夢見る可愛さを従順に売ってくれるか、バカにした使い方でも許してくれる女子アナ。よく「女子アナなんてニュースがちゃんと読めればいい」という批判もあるが、ニュースをきちんと読めるだけでは女子アナ界は生き抜けない。テレビ局はまだまだ男性社会だ。キャスティングを握る男性権力者にとって都合の良い、どちらかのタイプを極めること。それが女子アナとして抜きん出る必須条件なのだろうと推測する。
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