細野豪志の“自民党入り” 去りゆくプリンスへ「贈る言葉」
「人相が悪く…」「弱い。薄い」
続いて、
「彼は昔と比べて、人相が悪くなりましたね。思うままにいかないことが続いたせいでしょうか」
と揶揄するのは、民進党時代に席を同じくした、立憲民主党の有田芳生・参院議員である。
「彼の選択は、俗っぽく言うと、自己実現が出来れば、どこの党でもいいってことでしょう。そのためなら利用するものは平気で利用する。かつてあれだけ批判していた自民党でもいい。よく言えばプラグマティストということになるんでしょうが。そういう意味では驚きはない。ただ、普通は恥ずかしくてなかなか出来ないことですよね。まぁわかったことは、彼がリーダーだというのは、マスコミが作った虚像だということ」
とこちらは、節操のなさをど真ん中から指摘する。
一方で、
「政策より権力を取る、というのはありだ。それをやらないのではダメ」
と逆にその姿勢を誉めるのは、亀井静香・元運輸相である。亀井氏は民主党政権時、金融担当大臣に就任し、国民新党として連立を組んでいた。もっとも、亀井氏とて彼を評価しているわけではない。問うのは、彼の“重み”である。
「でも、細野は自民党に頭下げて入れてもらっているでしょ。それがダメなんだ。本当なら、三顧の礼で迎えられるくらいの器量を持たないと。これでは党と党の間をウロチョロしているだけだよ。政治家としての印象? 弱い弱い。薄い薄い。人相の通りだよ。頭はいいんだろうけどもっと迫力がないと。その上で自民に呼ばれて初めて意味がある」
言葉は乱暴だが、なるほど頷けるところも少なくない話である。
(2)につづく
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