新「團十郎」後援会長の座めぐる争奪戦 慣例は“時の大物政治家”

エンタメ

  • ブックマーク

「宝塚は退団公演で、歌舞伎は襲名披露で稼ぐ」なんて言葉もある。歌舞伎界きっての大名跡「團十郎」の十三代目を7年ぶりに襲名する市川海老蔵(41)。来年5月から始まる披露公演は、“30億円興行”といわれた父の十二代目襲名時を優に超え、100億円近い収入が見込めるともいわれる。

 一大イベントを控え、実は今、梨園関係者の間では、ある名誉職の“人事”に注目が集まっている。襲名に伴い選出されるだろう新團十郎の「後援会長」だ。

 歌舞伎担当記者が、そのワケを教えてくれる。...

つづきを読む