官邸「日露」親密アピールも… 露紙は“なぜアベが毎回来るのか”の揶揄
ツバメ一羽だけでは春は来ず。そんな諺(ことわざ)がロシアにはある。「わずかな兆候だけで結論を急ぐな」との意味だという。日露交渉の進展へと前のめりになる日本のメディアへの警句のごとし。
1月22日、安倍首相とロシアのプーチン大統領との会談を報じた各紙には、〈日露、平和条約前進で一致 領土「解決は可能」〉〈平和条約交渉本格化へ〉〈ロシア大統領、2島返還を示唆〉などと期待感を高める見出しが躍った。この妙な足並みのそろいぶりについて国際問題研究家の瀧澤一郎氏が、
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