NHKディレクターと探検家が大いに語り合う「ノンフィクションと小説の境目はどこにあるのか?」 対談・国分拓×角幡唯介
アマゾンで100年語り継がれる伝承を書いた『ノモレ』、北極圏の闇夜を80日間ひとりで冒険した記録『極夜行』。8年前に大宅壮一ノンフィクション賞を同時受賞したNHKディレクター・国分拓さんと、ノンフィクション作家、探検家・角幡唯介さんが、今あらたに目指す到達点とは。第2回は、「事実」をどう描くのか。
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角幡 『ノモレ』は、『ヤノマミ』とずいぶん違う書き方ですね。『ノモレ』を読み始めたとき、小説かな、と思いました。...