『五体不満足』の0・1%しか売れない「乙武洋匡」私的小説 本人は“ありがたい”
かつて、600万部の大ベストセラー『五体不満足』を世に送り出した乙武洋匡氏(42)。本誌(「週刊新潮」)の報道による「5人不倫」の露見から、2年半活動を休止していたが、昨秋、復帰第1弾として、私的小説を出版した。しかし、それがまったく売れていないのだとか。
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乙武クンが新たに出版した小説のタイトルは、『車輪の上』。ヘルマン・ヘッセの『車輪の下』をもじったものだそうである。
主人公は大学を卒業したものの、就職が決まらずに地方から上京した車椅子の青年。ふとしたことから、新宿歌舞伎町にあるホストクラブの面接を受け、合格。苦労を重ねながらも、上司、友人、顧客に支えられ、売れっ子ホストに上り詰めていくというストーリーだ。
乙武クンが、親友が経営するホストクラブに出入りするなかで、ホストの身の上話などを耳にする機会を得、その経験をもとに書いた、いわば「私的小説」である。しかし、その売れ行きがさっぱりなのだ。
乙武クン自身、コンテンツ配信サイトnoteで、〈初版6千部というスタートだったのですが、そこからピクリとも数字が動いていません。当然、重版もかかっていません。心が折れそうです。いや、折れました〉と嘆くほど。
『五体不満足』の0・1%も売れていないのだ。
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