「長野久義」は諦念でも巨人を許せない年上女房「下平さやか」のプライド

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ブランドとカネ

 テレ朝関係者によると、彼女が夫の電撃移籍に翻弄されているのは事実ながら、“ちょっと違った事情”もありそうだという。

「長野選手の広島移籍が発表されたのは1月7日。下平が担当する昼ニュースでスポーツを扱うのは稀なので、彼女が長野移籍の原稿を読むことはありません。にしても、発表当日はもちろん、そのあとの数日はかなりピリピリしていましたね。ふだん下平を“姐サン”と呼んで慕っているアナウンス室の後輩たちも、声をかけにくそうでしたから」

 そんな雰囲気に変化があったのは、

「12日放送のAbemaTV『みのもんたのよるバズ!』でした。広島が街を挙げての歓迎ムードという話に、下平は“ありがたいこと”と応じました。司会のみのもんたさんから今後について訊かれると、“人事など、各所に相談して決めないといけないなって。ただ、私が一人で引っ越したとしても彼は日本中を回ることになるので、どういう生活になるのか、さっぱり分からないんです”と明るく話したのです」

 テレ朝関係者は、これは表向きの顔といい、

「ちょっと違った事情とは、下平のプライドのようなものでしょうか。長野選手の広島移籍には心穏やかでないはずです。早大法学部から狭き門をくぐり抜けて女子アナとなった彼女は当然、“選民意識”が高い。一流芸能人のウッチャンとの交際でそれは満たされたはずでしたが、後輩アナに横取りされて傷つきました」

 それを覆したのが4年前。

「長野選手との結婚で、ふたたびブランドとカネを手にしたわけです。球界の盟主とされる巨人軍の選手というブランドを得た。それも、11歳年下と若い、高年俸のレギュラーです。広島への移籍は、ブランドとカネが崩れることを意味します。この現実は、彼女にとって重いと思いますよ」

 巨人に、そして原監督に向ける彼女の視線は険しくなるに違いないというのだ。

週刊新潮 2019年1月24日号掲載

ワイド特集「女たちの秘め事初め」より

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