仏にとって両刃の剣 ゴーン逮捕“報復”で「JOC会長」捜査

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「どうにも今回の件は“カルロス・ゴーン逮捕”に対するフランス側の“報復”としか思えないんですよ」

 とボヤくのは、日本オリンピック委員会(JOC)のさる幹部である。

 1月11日付仏紙ル・モンドは、東京五輪招致活動に不正があったとして仏司法当局が竹田恒和JOC会長(71)を贈賄容疑で訴追する手続きに入ったと報じた。平たく説明すると、“国際陸上連盟前会長がリオ五輪の開催地決定の際に賄賂を受け取った。その捜査で、前会長の息子と関係があるコンサル会社に東京五輪招致委員会が約2億円を振り込んでいたことが判明した。...

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