航空券高騰、病院混乱… 史上初「10連休」の落とし穴
正月休みも終わり、黄金週間まで長い休みはナシ。鬱々たる気持ちを抱える人も多いだろうが、次のGWは史上初の10連休! 俄かに心躍るが、手放しには喜べない“落とし穴”がある。
簡単にカレンダーをおさらいしておくと、4月27日(土)から始まる大型連休は、5月1日(水)「即位の日」を経て、5月6日(月)の振り替え休日まで10日間。日曜日を2回も跨ぐ格好だ。
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となれば、普段はできないバカンスを楽しみたくもなるが、さる格安航空券の検索サイトを覗くと、羽田とハワイ・ホノルルの往復航空券が43万7510円……。余裕をもって連休2日目の4月28日出発、最終日前日の5月5日帰国と、誰もが羨む好条件で探してはいるものの、エコノミークラスでこの値段なのだ。
ちなみに、同じ8日間の旅程なら、連休が終わって約1週間後、5月12日出発にすれば9万9712円。実に4倍強もの価格差が生じてしまっている。
「お仕事柄、休日をずらして取得できるのなら、GWを避けた方がお得にゆっくり旅行できるでしょう」
とは、経済ジャーナリストの荻原博子氏である。
「10連休は普段できない旅行をするのに適していますが、需要が高いので航空券も高騰しています。せっかく改元という節目を迎えるのですから、家族揃って自宅でのんびりするのも悪くない。年末年始の休みでは慌ただしくて手をつけられなかった家の掃除や、思い切って断捨離をした方が有意義かもしれませんよ」
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