浜崎あゆみ、布袋寅泰、GACKTが“被害者仲間” 金銭トラブルに巻き込まれ

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中田英寿に高田純次

 しかし、イプシロン社債による被害者は確実に複数存在している。そこで今回、そのうちのひとりを探し当て当該人物のもとを訪ねると、苦虫を噛み潰しつつ、

「確かに私は被害に遭いました。『被害者はいない』なんてとんでもない。実際、私はイプシロン社とその社長を相手取り、計1億円超の社債償還請求の訴訟を起こし、勝訴しています。金は未だに払ってもらっていませんけどね」

 とした上で、

「イプシロンの社長は、クエスト事件で逮捕されたうちのひとりで、慶応大学出身の男から紹介されました。だから、クエスト事件とイプシロン案件は繋がっているんですよ。そもそも私は、慶応男からクエスト案件への投資を勧誘されたんですが、その受け皿としてイプシロン社債に投資することになった。慶応男の下にイプシロンの社長がいるという感じです」

 とどのつまり、全く無関係と思われたGACKT・布袋の投資被害組と、自宅売却時に被害に遭った浜崎とは、「慶応男・イプシロン社長コンビ」に吸い寄せられるようにして金銭トラブルに巻き込まれた“被害者仲間”だったということになる。

 芸能関係者が続ける。

「慶応男は芸能人脈が幅広くてね。グランドハイアットのボールルームを借り切ってパーティーを開いたりして、そこによくサッカーの中田英寿(ひでとし)が来ていた。中田からメールが届いたなんて言って見せびらかしてもいました。あと、高田純次とも親しいと吹聴していましたね」

 高田の所属事務所は、

「確かにその方とはお会いしたことがあって、不動産を買わないかみたいな話だったんですが、結局、買いませんでした。その後も、電話が何回か掛かってきたようですね」

 と“接点”を認め、中田の所属事務所はコメントを避けた。いずれにせよ、

「そうした芸能人脈の中から、『獲物』を探していたんでしょう」(前出関係者)

 人類みな兄弟。カネを巻き上げようとしている輩からすれば、芸能人はみな「カモねぎ兄弟」なのかも。

週刊新潮 2019年1月17日号掲載

ワイド特集「胡乱な賀詞交換会」より

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