改元の「恩赦」で“重罪人も放免”!? 平成では1200万人が対象に

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 改元に伴い実施すると見られる恩赦。死刑囚ら重罪人が減刑され、野に放たれるのではないか、と不安視するムキもあるだろう。

 大規模な恩赦は改元のときのみならず、戦後から数えること12回行われているが、死刑囚が対象になったのは1度だけである。ノンフィクション作家の斎藤充功氏が解説する。

「サンフランシスコ平和条約が発効した1952年の恩赦では12~14人とも言われる死刑囚が減刑され、無期懲役となりました。そのうちの一人が、70年に仮出所し、その後殺人未遂で再び懲役に服するという事件も起きました」
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