竹内結子主演「QUEEN」第2話は視聴率5.8%に急落 原因はキャスティング失敗説
低視聴率の女王ここにあり
さらに、その出演者たちは、縁起のよくない人たちばかりだという。
「まず竹内の相棒的な弁護士である水川は、かつては『のだめカンタービレ』や『医龍-Team Medical Dragon-』シリーズといった人気作品にも出演し、シリアスな演技からコメディまでこなせる演技派と言われていたこともありますが、いまや同じQUEENでも“低視聴率女王”と言われちゃってます。彼女が14年に主演した連ドラ『東京スカーレット〜警視庁NS係』(TBS系)は平均6.5%で、以後キー局の連ドラの主演には起用されていないどころか、脇役で出演したドラマも『ゴーストライター』(フジテレビ系:8.6%)、『わたしを離さないで』(TBS系:6.8%)、『人は見た目が100パーセント』(フジテレビ系:6.4%)、『僕たちがやりました』(関西テレビ/フジテレビ系:6.1%)は、ことごとく視聴率1桁ですからね」(同)
むろん水川が出るから低視聴率というわけではないだろうが、この「スキャンダル弁護士」、なんだか天に見放されたというか、貧乏神に見初められたような女優、俳優が多いというのである。
「敏腕女性記者役の泉里香は、昨年1月期に放送されて評判はよかったものの、歴代月9ワーストの平均視聴率6.1%を叩き出した『海月姫』(フジテレビ系)に出演し、9月期には織田裕二主演で失敗作といわれた『SUITS/スーツ』(同:平均10.8%)の第1話にも出演。そして、駆け出しの弁護士役である中川大志は、大ヒットした『花より男子』シリーズの続編という位置付けで昨年放送された『花のち晴れ〜花男 Next Season〜』(TBS系)に出演したものの平均8.3%で、〈こんなの“花男”じゃない〉という批判が少なくなかった。いずれも彼らの責任とは言えませんが、どうも今回のキャスティングは、運がない人が多いんです」(同)
加えて斉藤由貴もいる。
「17年の不倫スキャンダルでしばらく仕事を休みましたが、昨年春から本格的に復帰しています。仕事は順調のようですが、この『スキャンダル弁護士』では、先日の第2話で不倫についてツッコまれるという、私生活とダブるようなシーンもありました。しかし、そこまでやっても、ドラマ好きの話題にも上らない。フジ的には、意外性のあるキャスティングだったのかもしれませんが、いかんせん、内容も時代錯誤だし、共感ゼロ、あり得ない度もMAXときては打つ手がない。竹内が演じているキャラクターは設定こそ違っても、『ドクターX〜外科医・大門未知子〜』(テレビ朝日系)で“私、失敗しないので”とスーパードクターを演じた米倉涼子や、『緊急取調室』(テレビ朝日系)や『女王の教室』(日本テレビ系)で天海祐希が演じた、デキる女性を見ているような既視感があるんですよ」(同)
タイトルだって「QUEEN」だもの――。ともあれ、スキャンダル弁護士・竹内結子、まずは窮地に追い込まれた共演者たちをなんとかしてやってくれ。
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