原宿竹下通り無差別殺傷計画 “奇行”が目撃されていた「元旦テロリスト」容疑者

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小学生にマシンガン

 枚方市にある実家の近所の住人によると、

「昨年の夏頃のことです。主人と2人で犬の散歩をしている時、あの家の塀の前で犬がおしっこをしてしまったので、水をかけて流してその場をあとにしたのですが、“おいおい!”という大きな声が聞こえてきたのです」

 大声の主は、日下部容疑者であった。

「自分の家の前に着いたあたりだったのですが、あの子は自転車でやってきた。何と言っていたのかは忘れてしまいましたが、映画で見たことのあるヤクザみたいな感じで、すごい怒り方をしていました。それで主人とケンカになりそうになったので、私が止めに入って事を収めました」(同)

 時に、近所の子供までもが日下部容疑者のターゲットになっていたという。

 先の社会部デスクの話。

「枚方の家の前は小学校の通学路になっており、ある時、小学生たちが日下部に窓からマシンガンのようなものを向けられたことがあった。当然、みんな走って逃げたといいます。このことが学校でも問題になり、教師が日下部の家を訪問したそうです」

 なにゆえ彼は奇行に走るようになったのか。大きな転機になったと思しき出来事が二つある。一つは父親の死。もう一つは、進学における挫折である。

(2)へつづく

週刊新潮 2019年1月17日号掲載

特集「『原宿竹下通り』無差別殺傷計画! 放置したから『元旦テロリスト』に化けたイカレ男の履歴書」より

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