国会改革空回り「小泉進次郎」頼みの綱は「総理の子女子息」

国内 政治

  • ブックマーク

「私もそりゃ結婚したいと思っている。大変なんですよ」。2018年12月21日、都内での講演でこう愚痴ってみせた自民党の小泉進次郎厚生労働部会長(37)。こぼしたくなるのも分かる。同年は、彼にとって忍従の年となってしまったのだから。

「進次郎さんの化けの皮が剥(は)がれた一年だったと言えるかもしれませんね」

 こう振り返るのは、全国紙の政治部記者だ。

「9月の総裁選では安倍さん(晋三・総理)と石破さん(茂・元地方創生相)のどちらを支持するか、なかなか表明しなかった。...

つづきを読む