“姐さん”から“福岡の女帝”へ、中澤裕子が語る追憶の「モーニング娘。」

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 事情に疎いオジサンのために断っておくと、「モーニング娘。」はメンバーを入れ替えながら今も第一線で活躍し、多くのファンを持つ人気アイドルグループである。そんな現役グループの「全盛期」を云々するのはいささか失礼かもしれないが、やはりそれは1999年(平成11年)に「LOVEマシーン」が大ヒットした頃に違いないのだ。第1期メンバーで初代リーダーを務めた中澤裕子(45)が当時を振り返る。

 テレビ東京系のオーディション番組「ASAYAN」の企画から誕生した「モーニング娘。」。メンバー最年長の24歳だった中澤は98年のデビュー当時からリーダーを務め、2001年に卒業。12年に会社経営者と結婚し、その2年後、夫の仕事の都合で福岡に移住した。現在は地元のテレビ局などに7本のレギュラー番組を持ち、育児をしながら仕事をこなしている。最近は“福岡の女帝”と呼ばれることもある中澤は「モー娘。」時代についてこう述懐する。

「私はピンク・レディーに憧れ、幼稚園の頃に歌手になりたいと思いました。でもいざ『モーニング娘。』で忙しくさせていただいても、どこか他人事というか、現実感がなかった。卒業して、現役メンバーが活躍しているのをテレビで見て、ようやく“私もこの中にいたんだなぁ”と思いました」

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