ゴーン、保釈で世界発信の「反撃会見」 コバンザメぶりを暴露?

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 カルロス・ゴーン(64)の保釈は、早くとも1月11日以降になる。司法担当記者によれば、

「次の勾留満期は元日です。役員報酬の過少記載とは違い、特別背任は“実質犯”。だから、さすがに今度は東京地裁も勾留延長を認める公算が高い」

 とのことだったが、さらに10日間が加わり、早くとも1月11日以降になる。

 とはいえ、いずれにしても「名誉を回復したい」と主張しているゴーンがシャバに戻れば、外国人特派員協会などで世界発信の「反撃会見」を開くのは間違いない。そして、問われた罪を一から十まで否定するはずである。

 だが、それだけではない。

 自動車業界関係者の解説。

「ゴーンには日産をV字回復させた自負がある。その過程で、一の子分である西川社長を引き上げてきたわけです。にもかかわらず、クーデターの中心になってゴーンを追い出した。怒り心頭のゴーンは会見で、“業績が回復した途端、恩知らずにも無実の罪を私に被せて追い出すのか。卑怯な裏切り者だ”と、西川社長を非難するかもしれない。さらに、経営者としての資質を疑われるようなコバンザメぶりを暴露されたら、無傷ではすまないでしょうね」

週刊新潮 2019年1月3・10日号掲載

特集「死闘になった『ゴーン』vs.『特捜部』7つの謎」より

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