日テレ「箱根駅伝」が史上最高視聴率 ライバル局は再放送でお茶を濁して“試合放棄”
平成最後の元日は、テレビ朝日が視聴率三冠を奪取して幕を開けた。4月末日にその幕を下ろす平成の時代と共に、長く続いた日本テレビの黄金時代も終焉を告げるかと思われた。
だが、その翌2日、3日と続いて、日テレ以外はまるでやる気も見せず――。
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昨年(2018年)10月には月間視聴率の全日帯(6時~24時)で、テレ朝が7.7%(ビデオリサーチ調べ・関東地区。以下同じ)と日テレの7.6%を5年4カ月ぶりに追い抜き、いよいよ王者日テレの凋落が始まったように思われた。年間を通してみてみると、日テレが5年連続となる首位を辛うじて制したものの、2位のテレ朝との差はごく僅かとなり、3位のTBSも迫ってきている(表参照)。
そこへもって来て元日の視聴率では、テレ朝が3つの時間帯それぞれで1位を奪取したのだ。
「元日のテレ朝は、今や恒例となった『芸能人格付けチェック!これぞ真の一流品だ!2019お正月スペシャル』(19.7%)を18時から3時間の特番で流し、その直後に『相棒 season17 元日スペシャル』(15.5%)を2時間半にわたって放送しました。日テレも同じく恒例の“TOKYO×嵐”の『ウルトラマンDASH!』(1部:15.4%、2部:15.3%)を18時から、『嵐にしやがれ』(13.8%)を21時からの『相棒』にあてたのですが、及びませんでしたからね」(民放プロデューサー)
この勢いで、今年はテレ朝の天下が始まるかと思われたのだが――。
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