紅白司会を無難にこなした櫻井翔、リハーサルで広瀬すず、内村光良に見せた気遣い
スタッフにも配慮
だが結論から言えば、櫻井翔は心を入れ替えたようだ。熱心にリハーサルに励む姿を目撃した記者が振り返る。
「今回の紅白では、野村萬斎(52)、安藤サクラ(32)、長谷部誠(34)など、総勢11人が審査員を務めました。そして審査員席は、司会者の背後側に設置されたんですね。私がリハーサルを取材していた際、白組司会の櫻井さんと総合司会を務める内村光良さん(54)、紅組司会の広瀬すずさん(20)の3人は、カンペの指示に従って審査員にコメントを求める練習を行っていました。ところが、自分たちの背後に座っている審査員の位置が分からず、3人とも戸惑っていたんです」
原因は、審査員の“席替え”だ。番組が始まってから常に同じ席順なら、櫻井、内村、広瀬の3人は、並び順を記憶すればいい。ところが番組中で席替えが行われるため、複数の並び方が存在したのだ。
「そのことを把握した櫻井さんはスタッフに、『(審査員の)並び順が変わったのが分かるように、モニターの下あたりに書いておいてくれませんか』と依頼したんです。このアイディアは、内村さんも広瀬さんも喜んだのではないでしょうか。スタッフも当然だと納得したようで『本番までに用意しておきます』と即答していました。すると櫻井さんは、『そんなにお手間じゃなかったらでいいので、ありがとうございます』と、スタッフが無理しないよう、きめ細かにフォローしていました」(同・記者)
17年とは別人と言っていい。18年はプロの司会者だった。一体どのような胸中の変化があったのだろうか――?
ここで気になるのは、櫻井翔の私生活だ。昨年18年の8月、週刊文春は「櫻井翔(36)小川アナ(33)からミスコン女王(21)への乗り換え愛」の記事を掲載した。
テレビ朝日の小川彩佳アナと破局し、新しく女子大生と交際したとの内容だったが、そもそも2人の交際が報じられたのは17年2月。週刊ポストのスクープだ。
この時系列を紅白に当てはめてみると、17年の紅白のときは小川アナと交際していたわけだ。ひょっとすると、一刻も早く2人きりになりたくて、心ここにあらず、だったのではないか……。
私生活の変化が、18年の紅白で心機一転の機会をもたらした。だとしたら、かえって櫻井翔に好感を持つ人も多い気がするのだが、いかがだろうか?
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