酒井法子、平成は振り返らない? 逃亡生活“支援者”と金銭トラブル
あの薬物事件で、警察への任意同行を拒否して姿を消した酒井法子(47)。警察に出頭するまでの“空白の6日間”がシャブ抜きのためと分かり、世間は騒然となった。当時、ワイドショーに出ずっぱりだった、逃亡生活を支援した男性は6年前にこの世を去っているが、なぜか禍根が残ってしまい――。
12月14日、東京は恵比寿で開かれたクリスマスディナーショー。いざこざを抱えているそぶりなど微塵も感じさせないのは、さすがアイドルだ。少し長くなるが、まずは、彼女のMCを紹介したい。
「今回は平成も終わるということで、過去を振り返ってみるのがいいんじゃないかと思いまして」
“白い粉”の話? まさか、とざわつく会場。
「昭和を振り返ってみたいと思います」
見事な肩すかし。どよめきは笑いに変わった。
「“平成はどうした?”って言われそうなんですけど。平成は振り返ってみたいんですけど。たしかに、私は平成の30年間を生きてきましたよ。芸能生活がほとんどね、うん。マズいこと言っちゃった」
と、ハニカミながら曲紹介に入った。この日、そんな彼女の魅力に触れようと集まったのは、中高年の男女が中心だ。なかには香港、台湾からの客も。二百数十ある席は満席である。
酒井が披露したのは代表曲の「碧いうさぎ」を含む15曲。松田聖子にピンクレディー、中森明菜といった昭和の曲のカバーを絡めて1時間40分。会場は喝采に包まれた。
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