2月までに結論を――「眞子さま」「小室さん」の破談を急ぐ「美智子さま」ご決断の刻限

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「猶予はありません」

 こうした批判にも、ひたすら沈黙を貫く小室さん。その最大の“支え”となっているのが、陛下から頂いた「ご裁可」であるのは明らかだが、これについても皇后さまは、次のように喝破なさっているのだ。

〈陛下は、婚約内定の会見についての裁可はなさいましたが、納采の儀の裁可をされたわけではありません〉

 あくまで一介の「内定者」でしかなく、皇室と縁戚関係になったわけでは決してないというわけで、

「そもそも昨年9月の会見は“婚約に向けて進んでいます”との表明であって、婚約手続きに入ったわけではない。この点を、皇后さまは厳しく区別なさっておられます。今回、周囲に仰った内容は、小室さんが留学すると知らされた頃に『新しい時代に重要となる皇嗣家に連なる親戚に、あのような方が入ってくるというのは、到底考えられない』と漏らされていたお嘆きが、いっそう強まったことを意味します」(同)

 皇后さまのみならず、陛下や秋篠宮さまのご意思を束ねられたこれらのお言葉は、直截かつ峻烈と言うに尽きる。そこには、皇室に垂れ込める暗雲を一気呵成に拭い去らねば、との強いご決意が窺えるのだ。

 皇后さまと交流を持つ、さる知人が言うには、

「小室さんの留学が報じられる前は『時に委ねるのが一番よろしいのではないかしら』と、穏やかな解決を望んでいた皇后さまも、最近では『この件については一刻の猶予もありません』と、明確に口になさっています」

 とのことで、より具体的なお考えを吐露なさっておられたという。

「かねて皇后さまは、陛下のご退位に先立ち、来年2月24日に国立劇場で予定されている政府主催のご在位三十周年記念式典をひとつの節目と捉えておられます。そのこともあって『この(小室さんの)問題は、本来であれば2月以前に答えが出るお話です』と、断じておられました。こうしたお言葉からは、御代替わりの前に、1年にわたって皇室を悩ませてきた難題を必ずや一掃し、次代へ新しいバトンを繋いでゆく――。そんなお覚悟が、はっきりと見て取れたのです」

 陛下の初孫を、いわば欺いた格好のままニューヨークへの高飛びを果たした小室さん。あるいは次回の一時帰国が、年貢の納め時となるかもしれないのである。

週刊新潮 2018年12月20日号掲載

特集「『2月までに結論を』 破談を急ぐ『美智子さま』ご決断の刻限」より

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