阻止率100%でMVP! 甲斐拓也がイベントで“キャノン”再現

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「ズームイン‼」のポーズを決めるココリコ遠藤、ではない。

 昨年に続いて2年連続、通算9回目の日本一を達成した福岡ソフトバンクホークスの、甲斐拓也捕手(26)だ。今月9日に福岡市内で催された、ふるさと納税サイト「さとふる」のPRイベントにおけるひとコマである。

 プロとしては小柄な170センチの体から放たれる通称「甲斐キャノン」は、塁上に敵ランナーの屍の山を築く。広島カープを相手に戦った日本シリーズでの盗塁阻止率は、驚異の100%! 見事シリーズMVPを獲得した。

 育成選手枠で入団した7年前、わずか300万円だった年俸は、今や推定4千万円に。来季もさらなる大幅アップが確実視される彼は、司会者の求めに上機嫌で応じ、自慢の送球シーンを再現してみせた。

 ところで、年俸が上がればその分、税額も増える。キャノン砲のふるさと納税を、故郷大分の税務署も首を長くして待っているに違いない。

週刊新潮 2018年12月20日号掲載

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