上沼恵美子は「どれだけの人」か 人呼んで“女たかじん”、スタッフからは付き合いたくないの声も…

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「もう付き合いたくない」

 在阪の芸能事務所関係者の話も、なかなか激しい。

「上沼さんといえば、スタッフの間で“試練”と呼ばれていた飲み会が有名でした。以前は2、3カ月に1回、スタッフを引き連れて飲みに行ったのですが、酒量が半端ない上沼さんに付き合うこと自体つらく、2軒目、3軒目になるとカラオケを聴かなきゃならない。その際、上沼さんの歌声を聴いたら、スタッフ一同が絶対に涙しなきゃいけないんです。そうしないと途端に機嫌が悪くなるのだから、本当に手に負えません」

 しかし、大物オーラも出すぎると周囲がやけどをするということか、

「同僚で上沼と関わった全員が、彼女の価値は認めながらも、“もう付き合いたくない”と言いますね」(先の民放関係者)

 とはいえ、視聴率を稼ぎだす女王に、面と向かって楯突けるテレビ関係者など、だれもいないのも事実。

 評論家の大宅映子さんは、

「なぜそんなに大騒ぎをしているのか、なぜ上沼さんを人間界の女王のように扱うのか、わかりません」

 と疑問を呈する。たしかに傍から見ていると、気のいいおばちゃんになにを遠慮してるのか、と思えてくるが、テレビの世界に住まう人にとって、上沼は生殺与奪権を握る女王サマ。その虎の尾を踏んじゃったら、大騒ぎになるのもムベなるかな、である。

週刊新潮 2018年12月20日号掲載

特集「『島田紳助』『松本人志』が三顧の礼で『M-1』に迎えた 『上沼恵美子』は『どれだけの人』か」より

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