ローラが左傾化!? 沖縄米軍基地移設に突然「NO」を表明の裏にある“野心”

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テレ朝も“擁護”の報道!?

 沖縄では米軍普天間基地を移設するため、埋め立て工事が行われている。米ホワイトハウスの請願サイト「WE the PEOPLE」では、この工事を止めるよう求める署名活動が実施中なのだが、これにタレントのローラ(28)が賛意を示し、話題を呼んでいる。

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 ローラは12月18日、Instagramの「ストーリー」機能を使い、「美しい沖縄の埋め立てをみんなの声が集まれば止めることができるかもしれないの」と声をあげ、請願サイトでの署名を呼びかけた。

 東京新聞は翌19日の朝刊に記事「辺野古停止署名、10万筆に ローラさんも呼び掛け 米政府、回答へ」を掲載した。米政府が正式に回答するためには、請願サイトで10万筆の署名を集める必要があったが、それを達成したという記事だ。

《タレントのローラさんが十八日、写真投稿アプリ「インスタグラム」で「美しい沖縄の埋め立てをみんなの声が集まれば止めることができるかもしれないの」と署名を呼び掛けた》

《日本時間十六日午後七時時点で六万筆超だった署名数は順調に伸び、本紙が確認したところ十八日午後三時ごろ目標に達した。

 菅義偉(すがよしひで)官房長官は十八日午後の記者会見で、十万筆達成に関し「他国が行っている施策に関することだ」とコメントを控えた》

 さらに20日には、テレビ朝日系列のワイドショー「羽鳥慎一モーニングショー」(午前8時〜午前9時55分)が、この問題を取り上げた。

 番組の冒頭は、米テキサス州で炎上した車からの救出劇という衝撃映像をぶつけ、次に話題の「港区が青山に児童相談所の建設計画で住民紛糾」というレポートを放送した。

 そして、この次にローラの署名呼びかけ問題を取り上げた。放送開始は8時14分。タイトルは「波紋ローラ突然の政治的発言“辺野古にNOを”」だ。

 NHKの朝ドラ「まんぷく」は8時15分に終了する。テレビ朝日としては視聴率を取るためのコーナーと考えて間違いないだろう。

 番組は請願サイトの署名活動だけでなく、プラスチックごみの海中投機問題に不安を示し、ペットボトルを止めて水筒を持ち歩いていることや、ユニセフに1000万円を寄付したことなどをInstagramに投稿したことも紹介。

 その上で、芸能タレントが政治的な発言をすることはリスクがあるとし、スタッフが取材した街の賛否両論をVTRで放送。番組のナレーターが「一体、なぜ彼女は、今回、政治的発言をしたのか」と問いかけた。

 これにコメンテーターの高木美保(56)は、ローラへの支持を表明。そもそも芸能人の政治的発言が問題視されることに「世界の中で日本だけが鎖国状態のような考え方でいていいのかな」と疑問を示し、「純粋さを私はローラさんの中から感じるんです」と擁護した。

 仕事への悪影響は「プラスチック製品のコマーシャルはできなくなるかもしれません」としながらも、「彼女ができることは広がっていく」と断言。最後は「私は拍手喝采ですね」と締めくくった。

 次にテレビ朝日で解説委員を務める玉川徹(55)が「沖縄県知事が工事に反対しても、日本政府は聞く耳を持たない」と憤り、「ホワイトハウスに働きかけるという形自体が、なるほどなと思えるところはありますね」と理解を示した。

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