そだねーと納得できない流行語大賞の“左偏向”(KAZUYA)
年末恒例、2018ユーキャン新語・流行語大賞の表彰式が行われました。
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年間大賞は平昌五輪で銅メダルを獲得したカーリング女子日本代表の「そだねー」が選ばれ、まぁ順当かなといった感じです。
しかし思うのですが、「全然流行していないだろ」とツッコみたくなる言葉が毎年いくつか入っています。今年で言えば【ご飯論法】です。ツイッターを見ると多くの人が「初めて聞いた」と疑問の声を上げています。意味は論点のごまかしやすり替えということらしいのですが、政権批判ワードとして一部界隈が多用していました。
選考委員を見るとやくみつる氏や姜尚中氏など、左の本格派が入っているため、どうしても選考基準は偏ります。【ご飯論法】は本当に流行した言葉というよりも「政権批判のために流行らせようと必死に使いまくったのに、一般的には全く広がらなかった言葉」でしょう。仕方ないので強引にトップテンに入れて話題を作り、さらに浸透を目指す目論見だと思います。
笑ってしまったのは毎日新聞のツイッターです。【「新語・流行語大賞」にノミネートされた「#ご飯論法」をご存じですか?】とツイートしますが、そんなこと聞くということは「やっぱり流行ってないじゃん」と誰もが思ったことでしょう。うっかりしていたのか……ボーっと生きてんじゃねーよ!
これまでも偏った選考がなされてきたのは周知のとおりです。例えば15年は【アベ政治を許さない】【SEALDs】がトップテン入りを果たしています。「いや、それ活動家しか話題にしてないぞ」と思いましたが、選考委員がアレですから仕方ない。今年は奈良県の選手を優遇する【奈良判定】も入っています。流行っていない言葉を無理やりトップテン入りさせるのを考えると、この選考自体が奈良判定みたいなものです。
偏った政治ワードがトップテン入りする一方で、忖度なのか本来あっても良いはずの言葉がなかったりします。例えば「山口メンバー」です。TOKIOの山口達也氏が女子高生へみだらな行為をしたとして書類送検されるも、何故かマスコミは容疑者ではなく「メンバー」と呼称し話題になりました。ネットでは頻繁に目にした言葉です。
「ガジェット通信」と「ねとらぼ」が共同で行ったネット流行語大賞では【バーチャルYouTuber/VTuber】を筆頭に【平成最後の○○】【大迫半端ないって】の順に選ばれています。これはそだねーと納得しました。特に【平成最後の○○】は何故ユーキャンの流行語大賞に入っていないのか不思議なくらいです。
個人的には【モルゲッソヨ】が一番のヒットです。男性の“アレ”に見える半端ない銅像が平昌五輪メインプレスセンター前に3体並んでおり、東スポがボランティアスタッフに聞いたところ「モルゲッソヨ(知らないです)」と答えたことから、モルゲッソヨ像とネットで呼ばれ大きな話題になりました。
慰安婦像や徴用工像を作るより、モルゲッソヨ像を作ったほうが平和的です。いや、わいせつすぎて逆に問題か。