「紳助」「松本」が三顧の礼でM-1に迎えた「上沼恵美子」 暴言騒動にM-1創始者からも苦言
“関東の和田アキ子”レベルではない
もちろん、炎上の理由にはもう一つあって、
「上沼さんは、1994年、95年と紅白歌合戦の司会を務め、女性では並ぶ人が見当たらない大物芸人。もともと姉と海原千里万里(せんりまり)という女性漫才コンビを組んでデビューしましたが、当時としてはテンポが速く、最先端のものでした。若いときから圧倒的なトーク力もあって、関西を中心にスターになりましたが、いまだにその地位を保てているのはすごいことです」
自分たちがどんなに熾烈な競争にさらされていようと、大物の上沼を「クソ」呼ばわりして、ただですむはずもない。上沼の“力”については、芸能記者も、
「“関東の和田アキ子と並ぶ関西の大物”と評されることもありますが、そんなレベルではない。関西お笑い界の第一人者で、“レジェンド”と呼べる超大物です。芸の力に加え、夫の上沼真平氏は関西テレビの元常務。それもあって、女王の座に君臨しています」
と太鼓判を押す。一方、ネット民にとっては、
「久保田や武智に加え、女王までまとめて叩けるので、楽しくて仕方ない。だから、もはやネットを鎮静化させたくても、できない状況になっているんです」(同)
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