「サスケ」と強力タッグ「佐村河内守」が語った「みちのくふたり旅」
佐村河内守。サムラカワチノカミという大名ではない。2014年2月、現代のベートーヴェンから稀代のペテン師に転落した“作曲家”である。以来、引きこもりがちだったが、ザ・グレート・サスケ(49)の依頼で、顔は出さないが曲は出したのである。
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なにはともあれ、まずは5年近く前の“事件”以後のことを尋ねると、
「ずっと家にこもっていました。民放をつければ僕が映っている。ヴァイオリンが映るだけでも嫌で、ひどいときは心臓がバクバクして、彼女(妻)も一時は僕と同じくらいでした。...