姑の本音を自然に代弁「赤木春恵さん」死線を越えた覚悟
葬儀・告別式には、里見浩太朗や角野卓造、武田鉄也らお馴染みの役者仲間が出席したと伝えられる。赤木春恵さんの役者人生を、週刊新潮のコラム「墓碑銘」から振り返る。
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役者にとって、作品と役柄で自然と記憶されるのは名誉なことである。
赤木春恵さん(本名・小田章子(あやこ))もそのひとりだ。1990年に始まったテレビドラマ「渡る世間は鬼ばかり」で中華料理店「幸楽」の大女将を好演。泉ピン子さん演じる嫁と激突する姑の演技は見せ場だった。...