「柏木由紀」5年ぶり楽曲が惨敗も“指原よりマシ”の声 AKBソロワーストめぐる争い
“現役”AKBメンバーのソロ楽曲セールス
参考までに、歴代のAKB48メンバーのソロ楽曲をまとめてみた。(掲載表)。候補としたのは総選挙10位以内になったことがあるメンバーかつ、今回の柏木や指原同様、“AKBの看板”に頼ることができる現役時代にリリースした楽曲である。
したがって、卒業後に出した前田敦子(27)の「タイムマシンなんていらない」、大島優子(30)のジュニアアイドル時代の楽曲「夢見るオモチャ箱~恋するDancing Doll」も含まない。売上は断りがない限りオリコンの数字である。板野友美(27)の項目にある「RIAJ」というのは、かつて日本レコード協会が算出していた「RIAJ有料音楽配信チャート」を指す(現在は廃止)。
これを見る限り、歴代のトップセールスは前田の『Flower』で17万7千枚。AKBの“顔”であり、かつグループの全盛期に数えられる2011年であることを考えれば、当然といえば当然か。これに次ぐ16万3千枚の板野の「Dear J」もやはり同じ2011年である。ちなみにこの年はおなじみ「フライングゲット」が発売され、初回135万4千枚を売り上げているのだが……。
で、問題の柏木と指原である。柏木については「過去に出したシングルが奮わなかったから、今回は数字のとりにくい配信限定にしたのでは」(スポーツ紙記者)なんて声もあるが、それはさておき、対する「指原よりマシ」論者の拠り所となっているのが、14年の「シェキナベイベー」の5千枚という数字である。たしかに他よりもはるかに低い。
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