ツキノワグマ“世話係殺害”事件 飼い主の落ち度は?

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 飼い犬に手を噛まれるとは言うが、それがクマだったら……。茨城県取手市内の住宅で12月2日、70歳の男性が飼っていたツキノワグマにアルバイト飼育員の盛宗一郎さん(56)が襲われて死亡した。

 そのツキノワグマは15歳の雄で、体長約1・3メートル、体重約110キロ。事件当日、世話のために檻に入った盛さんを、クマが襲って後頭部の皮が剥がれるほど引っ掻いたり噛んだりしたという。その後、救急車で病院に運ばれた盛さんだったが、9時間後に息を引き取っている。...

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