賃貸住宅から追い出された「のりピー」 家主に「1億2千万円返せ!」
天真爛漫なアイドル、のりピーと「薬物」の組み合わせに、世間は仰天した。時が流れ、酒井法子(47)が「泥沼裁判」と報じられても、当時ほどの驚きはない。しかしその裁判から、目を瞠るような事実が出てきた。彼女が、億を超えるカネを人に貸していたのだ。
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あの薬物事件から来年で10年になる。そんな節目に彼女は、裁判漬けとなる公算が高い――。東京地裁の、ある民事事件記録には閲覧制限がかけられている。判明しているのは、
「今年9月提訴の、貸金返還等請求訴訟ということだけなんですが」
と、司法記者が語る。
「実は、のりピーが、ある男に貸したカネを返すよう訴えているんです。被告は、彼女が覚醒剤で有罪判決を受けた翌年から住んでいる家の持ち主。正確に言うと、家の所有者である建設業者の社長さんです」
ここで、首を傾げたくなる事実に突き当たる。
「その建設業者の会長だった人物は事件当時、のりピーを助けた“恩人”。彼女の潜伏先を都合し、釈放後も、マスコミ対応や告白本出版などで尽力しました。彼はのりピーの継母の40年来の知人で、6年前に肝臓がんで亡くなりました」
以来、その息子との関係が悪化していたわけだ。
「その事実が分かったのは、同じ東京地裁で、今年7月提訴された建物明渡請求訴訟。被告が酒井法子でした。要は、長く不法占有した家を退去せよとの裁判です。原告の建設業者は会長の長男が社長さん。良好なやりとりが続いていると思っていたんですがねえ。実質、のりピーは追い出された格好になっています」
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