M-1暴言問題 ワイドナショー「松本人志」は極めて冷淡で“有罪判決”が確定
久保田と武智は芸能界”追放”!?
芸能界やテレビ局の関係者は、固唾を飲みながらテレビを凝視したはずだ。12月9日の日曜、フジテレビ系列で午前10時から「ワイドナショー」が放送された。
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一般の視聴者も、上沼恵美子(63)に対する暴言問題に、松本のコメントを“ご宣託”、もしくは“判決”として待ち望んでいただろう。事実、番組も冒頭から暴言問題を取り上げた。
まずは重要だと思われる松本の発言をまとめておこう。以下に箇条書きさせていただく。
◆「とろサーモン」の久保田かずのぶ(39)と「スーパーマラドーナ」の武智正剛(40)はアラフォーという立派な大人であるにもかかわらず、あの発言はハロウィンで軽トラをひっくり返した若者と同じレベル。
◆自分も若い頃、審査員に異議を申し立てたことがある。だが酒の勢いは借りていない。本人に直接、言った。理由も、その審査員はお笑いのプロではないにもかかわらず、態度が横柄だったからだ。
◆久保田と武智は勉強不足。上沼さんが漫才師として残した功績を考えると、あのようなことを言えるはずがない。「勉強が不足している」ことに気づくだけの勉強すらできていない。
正論と評していいだろう。久保田と武智も全く反論できないだろう。もちろん、反論をする気もないだろうが……。
久保田と武智はTwitterなどで謝罪を行った。2人が上沼恵美子に会い、面と向かって謝罪するとの報道もある。
こうした報道を受けてのことかは分からないが、上沼は9日、司会を務める「上沼・高田のクギズケ!」(読売テレビ:日曜午前11時40分)で「私は何とも思っておりません。暴言も全然、結構です。悪いけど、興味ないです」と笑顔。共演者も笑う一幕が放送された。
数多くの売れっ子、大物芸人が久保田と武智を叱り、上沼に陳謝した。吉本興行が一丸となって平身低頭し、何とか騒動の幕引きを画策しているように見える。松本も同じベクトルの行動に踏み切るかと思いきや、「ワイドナショー」では、2人に対して距離を置くスタンスを明確に示した。全く擁護しなかったのだ。
特に、松本が上沼恵美子について、
「吉本じゃない人で女性目線でボクより先輩で当然、尊敬出来る人であのポジションに座れる女性はあの人しかいないので。そこを言われてしまうと、いやぁオレはキツイなと」(スポーツ報知電子版:12月9日「松本人志、久保田&武智の上沼恵美子への暴言問題に『彼らはハロウィーンで騒いでいた若者たちと同じことをやっている』」)
と発言した。
この「オレはキツイ」の部分を、「オレが久保田と武智を擁護するのはキツイ」と深読みすることも可能ではある。
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