レバノン17億円豪邸、再婚妻とのNY宅、宮殿結婚パーティー… 「カルロス・ゴーン」疑惑のカネ

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別れた女房にまで慰謝料どころか請求書?

 日産にやって来た当初は、おしどり夫婦として知られたゴーン容疑者も、前妻のリタ・ゴーンさんとの間に泥沼の離婚訴訟を抱えていた。離婚後もレバノンとフランスで結ばれた契約を巡り、応酬は続いているのだ。

 一連の逮捕劇後、「週刊文春」の取材に応じた彼女は、ゴーン容疑者のDV疑惑を世間に告発したことで、レバノンの裁判所から守秘義務違反で約16億5千万円の罰金を命じられた上、前夫本人から“黙らないと賠償額を吊り上げるゾ”と恫喝された旨を明かした。

 対するリタさんは慰謝料代わりに約束された、子供たちへの資産譲渡が不履行だとして徹底抗戦の構え。

 そもそも、離婚訴訟の費用も不正支出の疑いを指摘されているが、会社のお金は俺のモノ、なんて考える男なら、別れた女房に慰謝料なんてもってのほか。“請求書”を送りつけることに、何の抵抗もないのだろう。

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