日本の努力は無意味… 「韓国」という可逆的なひとびと(KAZUYA)
「またかよ!」と怒られそうな気がします。なぜかと言えば、当連載のネタがまた韓国になってしまうからです。振り返ってみるとここ最近、2回に1度のペースで韓国が出てきます……。ネタの高速増殖炉として圧倒的なエネルギーを無限に生み出す韓国ですが、直近の数カ月は特に発電量も多い印象です。
旭日旗へのアレルギー問題、防弾少年団(BTS)の原爆Tシャツ、極め付けは徴用工訴訟での不当な判決。流石にもうネタはないだろうと思ってしまいますが、それを超えてくるのがあの国の凄さなのです。
2015年、慰安婦問題の最終的かつ不可逆的な解決が確認された日韓合意がありました。韓国政府は元慰安婦支援のために「和解・癒やし財団」を作り、日本が10億円を拠出します。ソウルの在韓日本国大使館前に設置されている慰安婦像についても移設する方向で話をしていました。
日本は合意を履行するために大金を出しましたが、これについては日本国内からも批判が多数寄せられました。
「どうせ韓国は裏切る」
その懸念は現実のものとなります。韓国では文在寅政権が誕生し、日韓合意の見直しが行われます。「いや、国同士の合意なんだから、まず慰安婦像の移設などから実行しろよ」という感じなのですが、文明に全力で逆行する韓国ですから関係ありません。11月21日には和解・癒やし財団の解散が発表されます。
韓国政府は日本が払った10億円を肩代わりして、合意を無きものにしたいのでしょう。しかしそんな無法を認めるわけにはいきません。日本としては韓国政府が万が一返金するなどという動きを見せても無視する必要があります。合意を履行するように働きかけるしかないのです。
今年は未来志向をうたった日韓パートナーシップ宣言から20年。しかし韓国は国内経済もボロボロで就職先がないから、日本の企業説明会に韓国の若者が多数参加する有様です。そんな状況なのに反日カード。未来志向が聞いて呆れます。
韓国は日本に対して、たとえ約束を破って信用を失うことになるとしても、何でもありだと思っているのでしょう。これは日本の政治にも大きな問題があります。日本は韓国を甘やかしすぎです。
日韓の議員や財界人で作られる日韓協力委員会の総会が11月18日開かれ、その中で元参院議員の渡辺秀央氏が「日韓関係では日本側が韓国の数十倍、努力しなければならない」などと言ったとか……。
だがちょっと待ってほしい。日本が努力したところで散々裏切られてきたでしょう。「不可逆的」が逆を向いてしまうのだから努力は無意味なのです。もっとタチが悪いのは元首相の鳩山由紀夫氏です。AIIB(アジアインフラ投資銀行)顧問になったり、韓国の施設で土下座したり、どこの国の政治家だったか忘れてしまうことが多々あります。そんな鳩山氏ですが、最近も日本が「無限に責任を負うべきだ」との発言があったと中央日報が報じており、もはや笑いがこみ上げてきます。
そろそろ日本政府は抗議以上の何かをしてもいいのではないかと思います。流石に限界。