不快感を隠されなかった「秋篠宮」会見 高すぎる「納采ハードル」
「相応の対応」
「お誕生日を迎えられるにあたり、毎年の恒例である記者会見が、11月22日の午前、赤坂の宮邸で開かれたのです。いつも通り、お隣には紀子さまも同席なさっていました」(宮内庁担当記者)
記者会はあらかじめ、この日にお尋ねする五つの質問を作成し、事前に宮内庁側へ渡す。それをもとに秋篠宮さまはお考えをまとめ、当日、会見の場で述べられるという流れである。
例えば昨年は、
〈陛下の退位後、皇室のありかたについて〉
〈皇嗣となられるにあたって抱負を〉
などの問いがなされていた。
「今回、お尋ねしづらい内容ではありますが、我々はあえて眞子さまと小室さんに関して1問を盛り込むことにしました。多くの国民の知りたいところであり、記者会として聞かないわけにはいきませんでした」(同)
実際に今回、3問目では、
〈小室家をめぐる様々な報道がある中、小室さんからどのように聞き、どう受け止めていらっしゃいますか。眞子さまの最近のご様子とともに、お二人の結婚についてのお考えや今後の見通しをお聞かせ下さい〉
との質問があり、これに対する秋篠宮さまのお答えは、以下のようなものだった。
〈小室さんに関することが毎週のように週刊誌などで報道されていることは、すべてをフォローしているわけではありませんが、承知しています〉
渦中の小室さんとのコンタクトについては、
〈2、3カ月に1度くらいでしょうか、(連絡を)時々もらうことがあります〉
としながら、
〈これは娘と小室さんのことではありますが、私は、今でもこの二人が結婚したいという気持ちがあるのであれば、やはり「それ相応の対応」をするべきだと思います。婚約前ですので、ひとのうちのことについて何か言うのは憚られますけれども、やはり「相応の対応」というのは大事です〉
〈二人にも伝えましたが、いま色々なところで話題になっていること、これについてはきちんと整理して、問題をクリアにするということかもしれません。そしてそれとともに、やはり多くの人がそのことを納得し、喜んでくれる状況、そういう状況にならなければ、私たちは婚約にあたる納采の儀を行うことはできません〉――。
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