40年で一番気持ちよかった「岩崎恭子」不倫の代償 東京五輪での仕事は

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ライバルの人気

 これだけだって相当な収入減だが、より大きいのは、これまで彼女がしばしば招かれていた、水泳教室の仕事。「不倫」は、とりわけ子持ちの母にとってイメージを悪くするだろうから、新しい仕事はグンと減るのが目に見えているし、

「さらに大きいのは、テレビの仕事です」

 と言うのは、さるキー局のプロデューサーである。

 彼女は、引退以来、2000年のシドニーから2年前のリオ大会まで、五輪期間中は現地に行くなど、解説の仕事で出ずっぱりだった。あと2年を切った東京五輪でももちろん大車輪の活躍だったはずだが、

「実は今、女子水泳界は、若く、ルックスも華やかで、きちんとしゃべれる元選手がたくさんいるんです。ロンドン五輪銅メダルの寺川綾がその筆頭で、既にレギュラー番組を持っている。他にも、シドニー銅メダルの田中雅美や、同じく4位の萩原智子が人気です」(同)

 これらライバルと比べ、ずいぶん遅れをとってしまったのでは、と見るのである。他方、

「傷は深いが、致命傷とまではいかないのでは」

 と意外にもフォローするのは、先のやくみつる氏。

「今回、彼女は、報道に先立ち、ブログで謝罪と説明をしましたよね。あの対応の速さは世間に“潔い”という印象を与えています」

 そもそも、今回のケースは、不倫以前に、夫との間が既に破綻していたのは、双方が認めるところ。

「最近の芸能人の不倫と比べても、ダメージは少ない」(同)

 先の島村氏は言う。

「これからも金メダリストとして、自分の経験をスポーツ界に恩返ししていってほしいですね」

 愛に溺れたスイマーの今後は。

週刊新潮 2018年11月29日号掲載

ワイド特集「秋風吹いて同床異夢」より

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