「news zero」視聴率下落 みんな「有働由美子アナ」が悪いのか

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有働節はいつ出るか

 この関係者によると、ニュース項目や本数を決めるのは、彼女ではなく局側で、

「いまはその日に起きたニュースを冒頭に持ってくる、かつてのようなスタイルに戻っていっています。その評価はこれからでしょうが、ニュースの数への苦情は減っています」

 視聴率は、思ったほど気にしていない。

「これまでの1カ月を平均すると、前任の村尾信尚キャスター時代と同じくらいで、7~8%を行ったり来たりしている感じです。前年度比でいってもそれほど落ち込んでいないし、スポンサーからのクレームも出ていません」

 ならば問題なかろう。でも、留意点はある。

「重要なのが、有働さんの固定ファンは数多くいるのに、彼女のよさを番組が活かしきれていない印象があることです。が、このまま見守っていけばよくなっていくはず。これが現在の局側、スタッフの総意です」

 放送作家の山田美保子さんは、こんな見方だ。

「朝と違って男性視聴者も多い時間帯の番組です。だからこそ、小林麻央さんの可愛さや山岸舞彩さんの脚線美が活きました。それと比べると有働さんのワンショットではじまることが多く、華やかさに欠けます」

“遅咲き”は承知の上。マラソンなどで絞り、画面映りもNHK時代と比べるとかなりスリムになっている。そんな彼女の意気込みに、

「局側も、“有働ブランド”に寄りかかり過ぎていたのではないでしょうか。あとこれは私の持論なんですが、演者が複数いる場合は、仲がよく見えると視聴率も上がっていく。『あさイチ』はそれで成功し、有働さんものびのびやれていたと思うんです」(山田さん)

 イノッチとのかけ合いのように、“狂い咲き”も試してみる?

週刊新潮 2018年11月22日号掲載

ワイド特集「男と女」より

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