“最恐”の金融庁前長官、コンサル会社を異例の起業
その苛烈な指導から銀行界のみならず、部下からも“歴代トップのなかで最強、最恐”と畏怖された金融庁の森信親前長官(61)。今年7月17日に霞が関を去り、米コロンビア大学の非常勤教授と上席研究員に就任したと報じられていた。てっきり海外に移住したかと思えば、実は国内で密かに会社を興していたのである。
森氏が代表取締役を務めるのは、「日本金融経済リサーチ」なる会社だ。登記簿に記載されている設立日は今年7月24日。つまり、退任1週間後には会社を設立した計算で、他の取締役には森氏の妻と思しき女性が名を連ねている。...