始動から1年、YouTuber「草なぎ剛」の通信簿 登録者数85万人は多い?少ない?
“TVに出られずすり寄ってきた”感
参考までにYoutubeに登場し話題を呼んだ本田翼(26)の数字を上げると、投稿本数は2本にしてチャンネル登録者はおよそ110万人というから、同じ芸能人枠ながら、草なぎとの差は大きい。しかも本田の場合、顔を映さずにゲーム実況を見せるだけと、“お得感”ならば草なぎの方がはるかに高い。なぜ、草なぎは“いまいち”なのか。
「ひとつには、テレビとYouTubeで求められるものが違う、というのがあるとは思います。逆に、近年ヒカキンは地上波にもゲストで出演していますが、それで視聴率が取れているわけではない。構造はこれと似ています。ただ加えて、『独立騒動でテレビに出られないから、YouTubeにすり寄ってきたのでは』と見られてしまう部分もマイナス要因では。小林幸子(64)がニコニコで人気を博したり、叶姉妹がコミケで歓迎されるような、“テレビの有名人”と“非テレビ”文化の融合が成功した例はあります。一方で、出資を募りコミケに参加しようとした真木よう子(36)が炎上した例もあり、加減は難しいところ。草なぎは炎上とまではいかなくても、冷めた目では見られているでしょう」(芸能ウォッチャー)
畑が違う、といってしまえばそういう話ということだろうか。ただしITジャーナリストの井上トシユキ氏の見方はまた違って、「開始1年で登録者数85万人だったら十分では」というのだ。
「これがSMAP5人で85万人だったらまずいとは思いますが、草なぎさん1人ですからね。健闘していると思いますよ。ジャニーズファンの方々は、グループの中でも各メンバーの“担当”を決めていると聞きます。『草なぎチャンネル』の場合、独立組の3人を応援したいという視聴者もいるでしょうけれど、それでも“草なぎ推し”による貢献は大きいはず。人気は健在といえるのでは」
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